「SNSをダラダラ見るのをやめる」これは私が手帳の「毎月の目標」ページに書いていた言葉です。
かれこれもう2年ほど、月初めに同じことを書いていました。
それくらいずっと「やめたい」と思っていても実現できずにいたのです。

SNSを開けばいつでも気の合う仲間と繋がれます。
誰かの創作作品にいいねを押したり、面白い漫画を読みふけったり…スキマ時間があればすぐにX(旧Twitter)のアイコンをポチッとするのが習慣になっていました。
そんな私がとった最終手段はずばり「SNSの閲覧時間を制限する」ことです。
SNSは1日30分まで!
1日にSNSを見れる時間は「30分」まで、と設定しました。
1日目、2日目、3日目くらいまでは誘惑が大きいです。今までの習慣通り、仕事の休憩時間や退勤時、ごはん作りの前にSNSのアイコンをポチッ… としていたのを我慢して、目の前の時間に向き合うようにしました。
4日目にもなると、30分のSNSにも慣れてきました。
Xで見るのも「本当に好きな人」のタイムラインのみ、インスタも「必要な情報のみ」確認するクセがついてきました。なぜならよそ見しているとすぐに制限時間の30分になってしまうからです。
制限を作って分かったこと
あんなに何時間も眺めていたSNS。でも制限してみると本当に必要な情報は30分、それも長いくらいで実際のところ15分程度でよかったのです。
これには自分もびっくりしました。そしてどれだけ長い時間、自分にとって必要ではない──「どうでもいい情報」に一喜一憂していたのかと愕然としました。
制限する前
Xに限らず多くのSNS上では常に読み手をひきつけるための過剰な広告、過激なタイトル、そして炎上がそこかしこで起きています。
制限をかける前はいちいちその炎上の「火元」を確認しないと気が済まなかったり、それに対して「知ったかぶり」のようなコメントをすることがライフハックになりつつありました。
自分から発信しよう
害しかないように書いたSNSですが、ネットは本来どこでも誰とでも繋がれる素晴らしいものです。
実際に私が創作した作品を発表したときは、国境の域をこえて嬉しいメッセージをいくつもいただきました。これはSNSという匿名の年齢や住む場所、言葉の壁さえもを超えたところでしか味わうことのできない素晴らしい体験です。
だからこそ、SNSは「正しく」使うことが大事だと感じています。
手を動かし続けよう
SNSを正しく使うこと。色んな意見があるとは思いますが私にとってそれはそれは「自分から何かを発信すること」「自分が感動したことについて発信すること」「作品を生み出すこと」です。

創作することは苦しみを伴います。毎日忙しい時間の合間に集中して行う必要があるからです。それがおっくうで、ついついスマホでネットサーフィンしてしまう=楽な方へ流れてしまうのが今までの習慣でした。
しかしネットをやっていて充足感を得られたのはいつも「自分が発信してものに反応をもらえること」であり「炎上に意見すること」「自分に関係のない情報を追い続けること」ではありません。
まとめ
SNSに時間制限をかけて自分の創作、発信の活動に注力していこうという話を書きました。
家の中の整理収納については「断捨離」という言葉がよく使われていますよね。
いらないものを捨て、心がときめくものだけ自分の部屋に置いておく。そうすると本当に必要なものだけに囲まれたシンプルで穏やかな日々を送れるというものです。

これは自分の頭の中にも言えることではないでしょうか?
いらない情報をなんでもかんでも取り込むこと=ゴミが頭の中にどんどんたまっている状態です。それを捨てるには、入ってくる情報を制限するしかありません。
最後に、私がスマホを見続けるのをやめよう!と決意するのに役立った本をご紹介しておきます。
【スマホ脳】現代の人間は脳のキャパ以上の情報量に脳や健康を破壊されているというお話。
【読書脳】1日のスキマ時間は人生の1割にも及ぶ。その黄金の時間をスマホに使うのか読書に使うのかで人生が変わる、という言葉にしびれました。
【エッセンシャル思考】自分にとって一番重要なことは何だろう?と考えるきっかけになりました。
スマホを見つめる時間を減らすことができれば、頭の中はスッキリして、自分時間も増えていいこと尽くし。

スマホの見過ぎでストレートネックの痛みがやわらいだことも、
制限をかけてよかったことのひとつだよ!
ついSNSをダラダラ見るクセがついているようなら、アプリに時間制限をかけてみるのもおススメですよ。
かといって本を読むのは面倒、という方にはぜひAmazonオーディブルで耳から読書を体験してほしいです。
人生のスキマ時間をぜひ有効活用していきませんか?
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