エッセンシャル思考は 1番重要なことが何かを考えること

エッセンシャル思考 オーディオブック

こんにちは!こもりんです。

今回ご紹介する本は、グレッグ・マキューン著『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』です。

この本では、「最小の時間で最大の成果を得るにはどうすればいいか?」というテーマに沿って、考え方や具体的な方法が紹介されています。

エッセンシャル思考の基本は、「自分にとって一番重要なことは何か?」を考え、それ以外は思い切って手放すことにあります。著者は、本当に重要なこと以外は取るに足らないと明確に断言しています。

例えば、自分にとって一番重要なことが「家族」だとします。

家族と祝うと約束した誕生日に、会社の上司から飲み会に誘われたとき。あるいは、パートナーが出産したその日に、大事な会議に呼び出されたとき。

このような場面で何を選ぶかは、「自分にとって最も大切なもの」が明確になっていれば、迷う必要はありません。

エッセンシャル思考は、「何をあきらめるべきか?」ではなく、「何に全力を注ぐべきか?」を考えること。

そのためには、自分にとって一番重要なことを常に見直す時間が必要です。

しかし、目の前のタスクをこなすことに追われていると、その時間を確保するのが難しくなります。忙しさに流されるままでは、本当にやるべきことを見失いかねません。

売り場のPOPを作ったり、チラシのデザインを考えることは楽しみながらやれました。しかし、与えられた仕事のうちのひとつ「出品サイトに出すテンプレートを商品ごとに文字、サイズだけ変える」という「誰がやっても同じ作業」が特に苦手だったのです。

こもりん
こもりん

機械的な作業がどうも苦手で…

単純作業をひたすらこなすことに時間を費やすうちに、「自分の得意なことや本当にやりたいことを活かせていないのでは?」と感じるようになりました。

そこで、エッセンシャル思考を実践し、自分の強みを活かせる業務に注力するようにしました。

その結果、仕事のパフォーマンスも向上し、上司からは「あなたは新しいものを生み出すような仕事をしてほしい」と作業から外してもらえることになったのです。

LinkedIn(リンクトイン)のCEOジェフ・ワイナー氏や、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏も、意識的に「余白の時間」を確保し、考えることに集中していたそうです。

月曜朝の5分、など曜日や時間を決めておくのがポイント!

毎日「忙しい、忙しい」と課題を片付けることに追われていては、本当にやりたいことを実現するのが難しくなります。

だからこそ、自分にとって最も重要なことを見極め、それに集中するための時間を確保することが大切です。

では、実際にこのエッセンシャル思考を日常に取り入れるにはどうすればよいのでしょうか?

  1. やるべきことを減らす — すべてをこなそうとせず、本当に重要なものだけを残す。
  2. 優先順位を決める — 「やることリスト」ではなく「やらないことリスト」を作るのも有効です。
  3. 余白時間を意識的に作る — 予定を詰め込みすぎず、考える時間を確保する。
  4. ノーと言う勇気を持つ — 他人の期待に応えるのではなく、自分にとって大切なものを守る。
  5. 本質的な行動を無意識化する — 正しい行いを続けるには、良い習慣を身につけることが大切です。

エッセンシャル思考を実践することで、忙しさに流されるのではなく、自分の軸を持って行動できるようになります。

もっと詳しく知りたい!という方は実際に本を手に取ってみてはいかがでしょうか?

Amazonオーディブル聴き放題からは対象外ですが、私は手元に置いて何度も読み返しています!

『エッセンシャル思考』は、単なる時間管理術ではなく、人生の優先順位を見直すための考え方です。

「何をやるか」ではなく「何をやらないか」を決めることで、本当に大切なことに集中し、より充実した人生を送ることができます。

あなたにとって「一番大切なこと」は何ですか?

この本を読んで、ぜひエッセンシャル思考を日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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